リースバックも1つの方法
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中小企業の資金繰り
よく仕事の相談で多いのは、資金繰りに関することです。事業に資金繰りは付き物ですが、悩ましい問題が多いです。得意先の倒産、電子手形による支払サイトの長期化、業績不振など 要因は様々です。
資金繰りの改善はシンプルに表現すると、入るお金を増やし出ていくお金を減らすことです。
当コラムでも銀行借入について元金返済を休止して、利息だけ払う方法などを紹介しました。
ただ元金は減らないので、問題の先送りといった状況のままです。
自動車メーカー日産

自動車メーカーの日産自動車は 経営再建策(保有資産の効率化・手元資金の確保)の一環として、横浜市のグローバル本社ビルをセール・アンド・リースバック方式で売却しています。
売却額は約970億円で、リース期間は20年間の長期賃貸借契約です。つまり20年間家賃を支払う契約です。
メリット デメリット
リースバック方式にはメリット・デメリットがあります。日産はまとまった手元資金の確保、業績低迷や構造改革に伴う費用の充当、将来的な設備投資・EV(電気自動車)関連投資などの手元資金を創出するためでした。
また完全な売却移転ではなくリースバック(賃貸契約)を利用することで、引っ越し費用や業務の中断を回避し、従業員の勤務環境や本社機能をそのまま維持できる点。 デメリットは、毎月の家賃・固定費が継続して発生する。
長期的には「所有」よりトータルコストが高くなる可能性があることです。いろいろな方法があるので、当税理士法人に相談して資金繰りの改善に繋げましょう。