こんなにお得な贈与税の特例!
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贈与税って?
よく聞かれる話題に 相続税と贈与税が登場します。そもそも相続と贈与は、どう違うのでしょうか?
人が亡くなった時に、直系血族(血が繋がっている家族)に資産が移転することです。いわゆる相続人です。
贈与は生きている人から、生きている人へ資産が移転することです。直系血族である必要はなく、誰でもOKです。
相続税に比べて、贈与税は非課税枠は少額で 税率も高いです。
生前贈与を始めましょう
贈与税は税率が高いため、生前に贈与しにくい傾向にあります。しかし相続争いも増加しており、なるべく早めに贈与して争いを防ぐことが大切と思います。現役・子育て世代もお金が多くかかりますから、資金の贈与がありますと大変助かりますね。
その時に多額の贈与税が課税されると、手元に残る資金は目減りしてしまいます。
何かいい手は ないでしょうか?
教育資金贈与の特例
贈与税の特例に「教育資金贈与」というものがあります。贈与税の通常・非課税枠は 年110万円です。
しかし、教育資金贈与の特例は 1,500万円まで非課税です。この制度を使うには、銀行の専用商品で申し込みします。祖父母が専用商品に資金を入金します。孫の保護者が教育資金(学費、習い事の費用、自動車学校など)の支払時に銀行に依頼して その専用商品から振込みしてもらいます。
なお、お孫さんが30歳に達した時、専用商品に資金が残っていた場合は 贈与税の申告・納税が必要になります。