領収書 捨てていいの?!

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保存って大変

法人や個人事業主さんなど売上に対して経費がある場合、領収書や請求書など保存が義務づけられています。

多くは紙資料で保管してスペース確保に苦労していると思います。事業規模が大きいほど、保管量は膨れ上がり膨大な量となってきます。また大変なことが「探す」です。

2年前7月のA社の請求書と3年前2月のB社の領収書を取り出す場合、探し出すに手間・時間を要します。

しかし、電子保管してあればパソコンで条件検索するだけで画像データーをすぐに映し出せます。

電子帳簿保存法の改正

電子帳簿保存法は 領収書、請求書などの保存について規定されています。以前は、電子保管を始めるには事前に届出を提出するなど始めるにはハードルが高めでした。

改正により緩和されて、事前の届出無しでいつでも始められるようになりました。

また複合機などでスキャンしていましたが、専用スキャナーやスマートフォンでもスキャン・撮影でも電子保存できるようになりました。便利な時代ですね。

タイムスタンプって何?

電子帳簿保存法では、領収書などを廃棄して電子保管するには条件を定めています。

民間の事業者サービス(有料)で、データセンターに電子保管してくれるサービスがあります。
それを利用してアップロードした画像データにタイムスタンプと言われるもので、修正・削除できないようしてもらいます。

何年何月何日~何秒まで表示されて、保管されます。その条件をクリアすれば、紙資料は廃棄可能です。
これで保管に追われることなく、スマートな仕事環境ができますね。

当税理士法人では、このようなサービスにたいおうしていますので、お気軽にお問い合わせください。