事業の引継ぎには5年
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社内承継
昔の事業承継といえば ほとんど親族承継でした。いわゆる親子承継ですね。
しかし最近は、子供が親の会社を継がないケースが増えています。親は継いで欲しいけれども、子供は自分がやりたい別の仕事や夢があるとなかなか無理強いできない。
子供は会社の仕事に向いていないなど、いろいろ理由があるようです。
経済低成長期
昭和の後半は経済成長が著しく、起業する方が多かった時代です。景気が良い時代は 競争が厳しくても市場が大きくなっているので、倒産も少なく事業の継続が容易であったかと思います。
ところが現在は、どうでしょう?円安、戦争、物価の高騰など取り巻く環境は、厳しさを増す一方です。
そのため事業の継続には、かなりの経営手腕が求められます。後継者=社長の子供だけでは、今の経済低成長期を乗り切るのは厳しいと思われます。
やれる事業承継者
従業員、得意先仕入先など、親族に限らず後継者になるケース(M&A含む)が増えてきています。経営に向いている方が後継者にならないと、事業の存続が困難になる場合もありえます。
それとやれる事業承継者が決まったとしても、事業の引継ぎには5年はかかると言われています。
早め早めの承継行動が必要になります。