塵も積もれば山となる会計業務
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手入力は大変
自分がこの業界に入った30年前ぐらいは、会計ソフトが存在せずパソコンも希少でした。
会計帳簿(現金出納帳・普通預金出納帳など)を手書きし、システムへ手入力・集計で資料が作成されていました。
手入力はミス発生も多く、時間もかかります。また疲労も重なりさらなるミスを誘発しかねません。
お客様事業所から会計帳簿を預り、会計事務所で手入力して業績資料を作成してからまたお客様事業所へ持参していました。
そのため残業も多かったような気がします。
インターネットの普及
昨今、インターネットの普及により、いろいろなサービスが受けられます。銀行のインターネットバンキングもその1つです。
パソコンや携帯電話で振り込みしたり、入出金明細を閲覧したりできます。
そのインターネットバンキングと会計ソフトは、連携することができます。会計ソフトの中で預金通帳と同じように、
入出金明細が表示されます。日付・金額・振込み相手名・引落し相手名などが、正確に表示されるので大変便利です。
学習機能
一度経験した作業は、システムに確実にルールが記憶されます。そのため同じような入金・出金が発生すれば、前回と同じ会計データーが作られます。
入力無しで会計データーが作れるため、正確に効率よく業務が進みます。
作業1つ1つは時間が少し変わるように見えますが、「塵も積もれば山となる」と言われるように時間が大きく変わります。
常に作業に対して時間短縮を検討していくことが大事ですね。