事業の資金繰りはからだの仕組みと同じかも
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はたらく細胞
マンガやアニメでおなじみの「はたらく細胞」という作品、ご存じですか?
からだの仕組みを面白おかしく、また分かりやすく表現しています。
例えば 転んで膝から出血した場合、体内では警報が鳴り「血小板」が出血箇所に急行します。
血小板は、血栓の形成に中心的な役割を果たし、血管壁が損傷した時に傷を治す役割があります。
それと同時に血管を収縮させて、血液の流れる量を調整して出血量を減らします。血液は体内を常に循環して、血小板や血球が運ばれています。
酸素や老廃物を運んだりして、体を維持しています。血液がどこかで出血したり血管で詰まっていたりすれば、病気になってしまいますね。
「はたらく細胞」は 今度映画化されるようですよ。
この作品を幼少期に触れていたら、今頃は医者になっていたような気がします。
血液循環と資金繰り
事業を継続していくには、お金が必要です。お客様からお金(売上)をいただき、仕入れ業者や従業員に支払いをします。
また、銀行から借入して設備投資へ支払いすることもあります。そして製品を増産しお金の入金(売上)を増加させていきます。
お金は事業所の中で循環していますね。先ほど体を維持するには、血液の循環が必要ということと似ています。
事業所の資金繰りは、「どこで出血しているのか」「初期対応はどうするか」「治療法はあるのか」「どこで血管が詰まっているのか」といったことを検討します。
お金が順調に循環するには、入金を増やす視点と出金を減らす視点があります。
体の血液も足りない時は、脊髄で血液を作り出したり、緊急時は輸血したりします。資金調達と似ています。
資金繰り計画
開業する時や資金繰りが悪化している時など、開業資金の見立てや資金不足の原因を検討します。
業種別の経営指標を用いて、目指すビジネスモデルをイメージしていきます。
黒字優良の経営指標を用いるので、具多的な数字を導き出して資金調達の必要額・出金を減らすべき金額などを計画していきます。
今は、そのような資金繰り計画を専用のシステムで、より具体的に作成していきます。
当税理士法人では毎月 業績内容・財務内容を確認して経営助言し、作成した経営計画と比較して進捗を分かりやすくしています。
健康診断を毎月しているみたいですね。
病気は早期発見が大事ですが、事業も悪化要因を早期発見・早期治療することが大事です。