後継者は親族とは限らない

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事業の後継者と言えば

以前は中小企業の事業を継ぐのは、子供をメインとした親族でした。家業を守るというやつです。しかし、昨今の事業承継はどうでしょうか?肌感覚では50%ぐらいという感じです。

昔に比べて親族承継が、少なくなったのはなぜでしょうか?

高度経済成長の後は・・・

高度経済成長の時代が終わり、どんな会社でも成長する時代ではなくなりました。

経営をしっかりできる能力が問われます。そのため、事業の承継をするべき後継者は、限られてきます。後継者の能力によっては、倒産の可能性も出てきます。

M&Aの現状

M&Aで売りに出てくる会社の現状ですが、社内で社長の子供が働いているけど、事業は継がないというケースが多いです。それで後継者が居ないということで、売りに出てくるようです。
事業の後継者の適性見極めをしっかりして、早めの行動が求められます。

後継予定者への株式移転についても、事業承継税制(株式に対する贈与税など)で、親族外の事業予定者にも贈与税の猶予・免除の制度があります。

当税理士法人に相談をお勧めします。